東京都世田谷区で3月に採取された大気中からストロンチウム89


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東京都世田谷区で2011年3月に採取された大気中から、東電福島第一原発の事故で飛散したとみられる放射性物質のストロンチウム89が検出されていたと読売新聞が報じた。

文部科学省によると、ストロンチウム89が検出されるのは関東地方では初めて。
都は3月15日に同区の都立産業技術研究センターで大気を採取し、浮遊物質の詳細検査を実施。その結果、1立方メートルあたり0・1ベクレルの微量のストロンチウム89を検出したという。ストロンチウム89は半減期が50日と短いため、原発事故由来とみられる。半減期が約30年のストロンチウム90は、すでに都内や横浜市で微量ながら検出されていた。ストロンチウムは体内に取り込まれると骨に蓄積されやすいが、都は「ごく微量なので人体への影響はない」としている。
[読売新聞(2011年12月26日)]

横浜のストロンチウム、文科省が福島由来を否定 
横浜市は10月14日、港北区大倉山の道路側溝付近の堆積(たいせき)物から、1キログラム当たり129ベクレルの放射性ストロンチウムを検出したと発表した。
これに対し、文部科学省は11月24日、福島第一原発事故由来のものではないとする再調査結果を発表した。
文科省は周辺4ヶ所の再調査を実施し、核種分析を実施した結果、全ての試料からセシウム 134、137が検出されているため、今回調査した地点に福島原発事故の影響はあるものと考えられるが、ストロンチウムに関しては、福島原発の事故の影響を判断するために必要なストロンチウム89(半減期、50.53日)が検出されず、ストロンチウム90についても不検出もしくは、微量しか検出されず、事故発生前に全国で観測された、大気圏核実験によるストロンチウム90の測定値の範囲内に入るレベルであったことなどから、原発事故由来の沈着とは言えないと分析している。
文科省は、福島第一原発事故由来のものではないとする再調査結果を発表
[詳細:(pdf)文部科学省原子力災害対策支援本部]